生涯を楽しむための動き方

理学療法士による臨床・生活・予防・介護・子育てに役立つ身体の動きに関する情報がここにある

糖尿病・予備軍のレベルで改善すべき

阿武の透析病院での経験談を少し紹介させて下さい。

後々の阿武の考え方に結びついていくところなので、お付き合い下さい。

 

透析を必要とする患者さんのほとんどは糖尿病がきっかけで、腎臓機能が低下し、血液の濾過が行えず、尿排出が行えなくなります。

尿排出が行えないということは、体内に不必要なもの出せないということです。

つまり、身体にとって悪いものがどんどんと体内に貯蓄していってしまうわけです。

そうすると、関節障害や血管障害(脳・心臓・呼吸)など、どんな疾患にも合併していってしまう可能性が高くなります。

 

糖尿病は国民病であり世界的にパンデミックしています。

食事をみてみると、炭水化物が多く、糖を過剰に摂取している方が多いです。

みんな一歩間違えれば、糖尿病となる可能性は高いわけです。

しかしながら、糖尿病もしくは予備軍のレベルで、理学療法(運動)介入していくことで、改善が図れるので、ここでの介入は必須と言えます。

糖尿病を改善させるには運動・食事が柱であるのは周知の事実ですが、現在の診療報酬では糖尿病の診断名での理学療法介入は認められていません。

だから、医療機関では、糖尿病で運動しなければいけない状態でも、理学療法士による介入はできず、医師の口頭での「運動して下さいね」で終わってしまうことが多いのです。第一、口頭で済むのなら2型糖尿病にはなりにくいですよね。

 

根本的に中年くらいの糖尿病・糖尿病予備群…そのレベルから理学療法介入(運動)を必須にしないと、この先健康的な生活を送れなくなりますよね。

 

(追記)糖尿病ではできないが、糖尿病による膝痛い、腰痛い、神経障害など症状が出た場合は他の診断名で介入できます→だけど症状が出たってことは個人的には遅いと思っています