他人事ではない‼加齢による変化を感じて‼
これは他人事ではありません
事実です
生理機能、身体組成、認知機能…
大部分の機能が加齢に伴い、低下します
年だから仕方ないと言ってしまえば、それまででです
けども若くても、予備能力がない方が急増していると感じます
中年ころには痛みを感じ、やりたいこともやれないところを
目の当たりにしている現状です
楽しみもなくなり、医療費ばかりを払って生活していくところをたくさん観ています
命ばかりは、はっきり言って誰もがわかりません
医師だって、その人の寿命というものは分かりかねるものです
だから、命がある限りは”生涯を楽しみたい”
いや楽しみましょう!!
私は理学療法士として、そんな関わりができたらと思っています
病院で14年間働き、様々な疾患の患者さんと向き合い、
回復や挫折、出戻り、死…様々な場面をみてきた私は、そう感じるようになりました
病院に行く前に、”なんとかせねば” そう強く思います
で、データによると
やはり男性も女性も20歳から
生理機能:
神経伝達速度、基礎代謝量、最大心拍数、腎血流量、
分時最大換気量、女性生殖機能
身体組成:
握力、大腿四頭筋筋力、下肢筋面積
認知機能:
理解、判断、計算
学習、言語、倫理、記憶
どんどん低下していきます。
詳細は必ず原著(文献:下に記載)を読んで下さいね。
これは予想通りです。
で、ここからです。
考えないといけないのは、これらのデータの高齢者は
身体を動かして生活をしてきた高齢者です(アナログ)
今の中年、若年とは生活が違います(デジタル)
大切なことは
今の中年、若年が高齢者になった時、
今の高齢者のような動き方ができるかです
おそらく、できません
なぜなら、動物の最大の武器である
筋肉を使えていないからです
さらに脊椎・骨盤を正しく使えていないからです
股関節自体を使えていないからです
最大の敵はデジタル化です
物も頼めば来るし、
暑いから動かない、寒いかあら動かない
近くの店に行くのも自動車
スマホ、PCへの依存性の強さ…
便利というメリットの裏には
身体の低下という最大の敵のデメリットがあります
まずは自分自身の身体の衰えを感じて
感じたら、過去記事でもご紹介した
簡単な運動からスタートしてみてはどうでしょうか
他人事ではありません
”早めにやるかやらんか”です
できる限りのスマホ・PC離脱
できる限りの運動
できる限りの食事
できる限りの睡眠
これです。
一歩ずつ進んでいきましょう!!
<文献>
下方浩史, 安藤富士子, 大塚礼:身体組成の加齢変化.Geriatric Medicine 55(7): 725-729 , 2017