生涯を楽しむための動き方

理学療法士による臨床・生活・予防・介護・子育てに役立つ身体の動きに関する情報がここにある

やや肥満者のほうが死亡率は低い

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サルコペニア肥満

なに?

痩せなさい、痩せなさいというのは嘘なの?

 

これ中年では痩せたほうがいいのですが、(脳血管、心血管障害へ移行しやすい)

高齢者になると、

やや太っていたほうがいいということが分かっています。

 

低体重はサルコペニアの可能性高く、予後は悪いです

肥満者でも筋肉量が低く、サルコペニアの方は、予後が悪いです

最も予後が良いのは、やや肥満で、筋肉量は保たれている高齢者であります

BMI18.5以上25㎏/m2

 

確かに病院勤務の時、

痩せている患者さんは予備能力が低く、回復は遅く、

お亡くなりになる方が多かったと思います

 

逆に肥満の方のほうが、予備能力が高く、回復が早く、

無事に退院される方が多かったと思います

 

結局のところ、

入院するくらいの炎症や呼吸などの身体状態が悪くなった場合、

寝ていてもエネルギーを必要とします

 

痩せている方は身体にエネルギー自体がないので

点滴などで足すしかありません

 

肥満の方は自分の身体で、エネルギーを作ることができます

脂肪や筋肉を肝臓によって、糖へ変換させてエネルギーにします

だから、回復するのが早いと思われます

 

私見ですので、ご参考程度に。

いつも研究よりも臨床の方が先を行っています

臨床での疑問を常に持ち行動しましょう!!

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