骨粗鬆症⑥骨質を高めるには
前回の記事でお伝えしました
骨強度=骨密度+骨質からなります
骨密度検査は骨密度は診ているけど、
骨質は診ていません
鉄筋コンクリートの住宅でいうと
骨密度はコンクリート(カルシウム)部分で、
骨質は鉄筋(コラーゲン)部分となります
鉄筋が脆いと、コンクリートも脆くなることがわかりました
今回の記事では、
だったら、骨質はどうしたら高まるのか?ということを書いていこうと思います
スライドをみていただくと、
骨質は燐酸カルシウムや燐酸マグネシウム+コラーゲンから形成されています
だから、コラーゲン・カルシウム・ミネラルが多いものを摂取すると良いです
さらに、カルシウムの吸収を助けるためにビタミンDが多いものを摂取すると良いです
カルシウムを多く含む食品:50歳以上の女性の1日におけるカルシウムの必要量は550mg、推奨量は650mgです。骨粗しょう症治療のための推奨量は、1日700~800mgです。
マイワシ、ワカサギ、しじみ、干しエビ、納豆、豆腐、牛乳、ヨーグルト、ひじき、わかめ、小松菜など
ビタミンDを多く含む食品:50歳以上の女性の1日における摂取の目安量は、5.5μgです。
イワシ丸干し、サンマ、カレイ、サケ、ブリ、しいたけ、きくらげなど
参考:
・日本人の食事摂取基準(2015年版)厚生労働省
・骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2015年版 2015;ライフサイエンス出版
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骨質を高め、骨強度を高めましょう!!
ただし、カルシウムの吸収が悪い場合もあるので、
食べ過ぎには注意ですよ
まずはクリニックを受診し、骨密度検査、血液データをとり
管理栄養士に相談すると良いかもしれません。
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雪印メグミルクとカルピスからでている商品ですので
安心して骨強度が高められるものと思います