介助・介護現場での”てこの原理”
介助・介護の現場で、よく使用するのが”てこの原理”であるが、
我々が学習した”てこの原理”は実際に使えるのか?を考えてみよう。
我々の教育課程で習った”てこの原理”は、
下のスライドだ。
図のように、
腕木に厚みなし
たわない
支点は点
G1、G"の物体の高さは同じ
体積0
と定義した”てこの原理”である
こんな状況は現実にはありえないのである‼
実際には、下のスライドである。
腕木に厚みがあり、同じ厚みではない
しかも、腕木はたわむ可能性もある
支点は点ではない
腕木が動くと、支点もどんどん動く
体積は0ではない
このように現実の”てこの原理”は定義はできない
また、患者さん、利用者さんによっても全く違う
さらには、
介助・介護する人の話し方や触れ方の一つでも激しく抵抗する‼
そうだ‼
つまり、
介助・介護するときはリアルタイムで”てこの原理”は変化するのだ‼
だから、介助・介護の時は常に相手の動き、
自分の動きを感じながら行う必要があります
介護、介助、医療現場で働く方にはみてほしい著書です
なぜならば、自分の体を大事にする必要があり、
今までの考え方を覆してくれることがたくさん書いてあるからです
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