生涯を楽しむための動き方

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二足直立歩行には腰椎前彎・骨盤前傾が最重要‼

f:id:kenkouPT:20201209155324p:plain我々、人間は、移動手段として歩行を獲得しました。

歩行と言っても、二足直立歩行です。

 

二本の足で直立(支持)して歩くのです。

 

これができるのは人間だけです。

 

器用なサルだったり、練習したクマなどは、できることがあります。

 

しかし、直立(支持)はしていません。

 

また、人間でも前傾姿勢になっていて、

 

直立(支持)していないことが多くみられます。

 

これは、重力に耐えきれなくなっている現象だと思っています。(物は下に落ちる)

 

その原因は、

 

①歩行は前方に進むことや、座位での前方作業の機会が多いこと

 

②単に、脊椎や骨盤・股関節の運動自体が、屈曲(前方)可動域の方が大きく、伸展(後方)可動域は小さいこと

 

などが考えられます。

 

これらの原因はなんでなるのか?

 

人間は楽をしたい生き物です。

あえて、きつい道は通りません。

重たい頭部を前方へ持っていき、

最小限の筋力・エネルギーで姿勢保持や動作を行います。

その結果、

前傾姿勢・円背姿勢、ストレートネックになってしまいます。

 

今や、この前傾姿勢や円背姿勢、ストレートネックは、

高齢者に限ったことではありません。

 

私のクリニックには、二足直立歩行ができていない学生も多く来院します。

 

クリニックですので、何かしら、痛みを持った学生がきます。

 

そういう学生は高確率で姿勢が悪いです。

 

低周波治療を受けているところをみてみると、

必ずスマホを触っており、骨盤前傾・腰椎前彎を保てている方はほとんどいません。

 

 

二足歩行で直立(支持)するには、

重力に負けずに、

腰椎前彎、骨盤前傾を保つことが最重要になります。

 

その腰椎前彎、骨盤前傾を保つには、

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大腰筋と多裂筋を強化する必要があります。

大腰筋と多裂筋は下図のような形、走行をしています。

 

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大腰筋と多裂筋の強化方法は下の過去記事をご覧ください。

 

kenkoupt.hatenadiary.jp

 

各筋を個別に筋力強化をしてもいいですが、

 

一見、強くなったかのように見えても、

 

生活の中に戻ってみると、結局、姿勢の改善にならないことが多々あります。

 

一番効率的であり、

高頻度に使える強化方法は、

日常生活で姿勢を気をつけることです。

 

これ、馬鹿になりません。

 1日のうちに、

自分の姿勢の悪さに何回、気が付けるかが勝負です。

 

パソコンを打っている時、スマホを触っている時、

授業中、通勤中…

 

自分の姿勢の悪さに気が付き、

”おっ、いけない”と修正できるか‼

 

これを1日のうちに何回繰り返し修正できるかです。

多ければ多いほど、姿勢が無意識で保てるようになってくるはずです。

 

現代社会は、便利なものが増えすぎています。

それゆえ、筋肉を使わなくても済むようになってしまっています。

さらには、首に悪いもの、目に悪いもの、腰に悪いもの…どんどん増えています。

 

意識して治していかないと

意識して筋肉を使っていかないと

意識して体を柔らかくしないと

意識して体力をつけないと

 

どんどん運動器の障害はでてきますよ

個人的には運動器の障害は生活習慣病と思っています。

この生活習慣病は、様々な疾患にもつながっていきます。

結構、怖いなーと思います。

 

若い人も他人事ではなくて、

とにかく、姿勢に気をつけましょう。

 

骨盤前傾、腰椎前彎を保持できる身体作りを、日常生活から注意していきましょう!!

 

骨盤前傾・腰椎前彎を保持できると、

大腰筋・多裂筋が使えると、

2足直立(支持)歩行ができるのです。

 

それを裏付ける研究ってあるの?

それは次回の記事で書いていきますね。

 

ここまで読んで下さり、ありがとうございました。

 

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