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<実習生・新人理学療法士必見>膝が痛い!変形性膝関節症はなぜ筋が硬くなるのか?続編③

本日も理学療法士:阿武良のブログをご覧いただき、ありがとうございます。

 

今回も前回の続編となります。

短い時間お付き合いいただければ幸いです。

過去記事を3つご覧ください。⇩

kenkoupt.hatenadiary.jp

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膝が痛い!

けど、膝の周囲だけやっても変わらないことが多い。

なんでかと言えば、

膝が痛いのは結果であるから。

膝が痛くなる前、膝に負担がかかる現象があるはず!

それが根本だと思います。

 

臨床において、よくあることだから、もっと視野を広げてみるべき。

 

痛くなってからでは、手遅れなことは多い。

 

だから、痛くなる前に、やるべきことはやっておく。

 

これが一番大事。

 

できることならば、子どもの頃から自然とやっておきたい。

 

それが普通で、獲得できれば、一番良い!

 

うちの子達は自然にやっている。

 

だから、様々な運動やスポーツをしても故障はない。これは自慢。

 

痛みが出てからでも遅くない。

20代、30代、40代、50代からでも遅くない!

できれば早く始めてほしい!

 

前ブログでもご紹介しましたが、

1日1回は全関節を可動域内を動かす!

例えば、肩でいえば、手を大きくバンザイする。これ大事。

子供見てれば、自然と伸びをしている。これが本来生まれ持ったもの。

日常生活は90度以内の動きばかり。

90度以上に必要な柔軟性・筋力は弱っていくよ。

だから、毎日、バンザイをしよう!

 

他に次を紹介します。

子供のころは、いわゆる、うんこ座りをしよう!

洋式生活が増加していること、靴もしゃがみ込まなくても履けるものが増えたこと、

体育でも体操座りや、しゃがみ込むことが減っていること、準備体操や整理体操自体が行われていないことが多いこと、スポーツは量だけをとって質を追求していないこと…

挙げれば、良くないことは多いです。

 

それらが影響して、

股関節、膝関節、足関節の柔軟性が低下しており、うんこ座りできない子が多くなっています。この柔軟性がないことや、この姿勢自体がとれないことは、運動をやる上で、故障のリスクしかありません。

現に当院に来ている痛みを有する子の8割はうんこ座りができません。

 

だから、子どものころから、自然にうんこ座りする習慣をつけたほうがいいです。

うんこ座りの条件は上の画像をご覧ください。

 

うんこ座りに加えて、

若年成人は、上記画像のように、

アキレス腱伸ばし(左)、四頭筋・腸腰筋伸ばし(右)+スクワットを行いましょう!

スクワットは股関節を意識して頂いて、お腹と前の太ももが触れ合うくらいが良いです。膝に意識がいくスクワットはやめましょう!

 

中年・高齢者は、柔軟性が低下していることが多いので、まずは柔軟性改善を目的とし、ストレッチをメインに行いましょう!

その後、少ない回数で良いので、スクワットを行いましょう!

大事なことは、毎日の継続です。

 

最後まとめです。

2つの画像をご覧ください!

運動のキャパシティ(容量)を増やすこと!

経験を積むことが大事です。

やらないからやれない!

やったことがないからやれない!

 

だから、やらないことを、あえてやろう!

ただそれだけで、防げるものは多いと思います。

 

本日も阿武良のブログをご覧頂き、ありがとうございました。

フォローしていただけると、幸いです。

 


 


 

 

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