生涯を楽しむための動き方

理学療法士による臨床・生活・予防・介護・子育てに役立つ身体の動きに関する情報がここにある

2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

動作改善には、統計でなく、一人のための気づきを大切にしよう!

統計 統計は凄く便利であり、 正当性、信頼性には欠かすことのできないツールです。 しかし、我々、理学療法士が動作の改善や、痛みの改善をさせたい場面では、 例え、研究報告、論文により正当化されていたとしても、 当てはまらないことが多々みられます。…

疑問を持つことを大切にしよう

私自身は昨年は4つの学会発表をさせていただきました。 科学ってなんだ?って話を本当に簡単にしていきます 科学scienceはギリシャ文明の哲学から生まれました 日々の生活での疑問、質問、思うこと…謎、 日々の臨床での疑問、質問、思うこと…謎 が、本当に…

介助・介護現場での”てこの原理”

理学療法士、介護福祉士、看護師… 介助・介護の現場で、よく使用するのが”てこの原理”であるが、 我々が学習した”てこの原理”は実際に使えるのか?を考えてみよう。 我々の教育課程で習った”てこの原理”は、 下のスライドだ。 無知 てこ 図のように、 腕木に…

相手に気づかせる接し方をしてほしい

まず前回の記事をご覧下さい。 kenkoupt.hatenadiary.jp その上で、 今回は、理学療法士は患者に気づかせるアプローチをしてほしいというお話をしていきます。 まずこちらのスライドをご覧ください。 患者自身が感じることが大事 我々、人間は無知であります…

再考‼理学療法士は患者をどう診るべき?

実習生や新人の担当をさせていただく機会が増えました。 近年、実習のあり方も改訂されるようになり、 レポートやデイリーの廃止、 自宅での学習は1週間で5時間まで(つまり1日1時間まで) と大幅に変わりました。 これはこれで良いとは思います。 ただ、こ…

意外に知らない!!術後の嘔吐はなんで起こる?

まずは、下の2つの記事をご覧下さい。 kenkoupt.hatenadiary.jp kenkoupt.hatenadiary.jp 術後には疼痛が出現します 安静時疼痛、体動時疼痛、支持時疼痛… 疼痛の原因は、 炎症によるもの 術創部によるもの 組織の修復によるもの… で、その疼痛は強いと、離…

PTAじゃないよ!PCAだよ!!

画像はPTAです。 今回の記事では全く関係ありません(笑) 今回はPCAについて書いていきます。 PCAと聞いて、答えられる方いますか? 意外の意外に、答えられない方が多いのではないでしょうか? まずは前回書いた記事を見てから、今回の記事を読んで下さい…

大腿骨頸部骨折術後の疼痛管理

手術後の疼痛について簡単に書いていこうと思います。 大腿骨頸部骨折術後、腰部脊柱管狭窄症術後、変形性膝関節症術後… 今回は整形疾患の術後について書いていきます。 手術後には疼痛があります。 どんな疼痛なのでしょうか? こちらをご覧下さい。 術後の…

腰部脊柱管狭窄症の鑑別および理学療法

前々回までは 脊柱管狭窄症の治療と検査について書きました。 触り程度で、わかりやすいように書いたので、 物足りなさもあるかもしれませんが、 臨床ではこの程度知っていれば良いと思います。 では、本日は、 腰部脊柱管狭窄症の鑑別 および理学療法につい…

子供の記憶力・学習効果を高めるには!!

ちょっと一休み。 ここで記憶力・学習効果を高めるには…という話しをします。 こちらのスライドをご覧ください。 エビングハウスの忘却曲線 これは、有名な研究結果です。 エビングハウスの忘却曲線といいます。 すごく興味深くて、おもしろいグラフだと思い…

若年者の腰痛:腰部脊柱管狭窄症が増えている!!③

今回の記事をみる前に、こちらの①②をご覧ください。 kenkoupt.hatenadiary.jp kenkoupt.hatenadiary.jp ①ではプリンクという治療法について ②ではミエログラフィ―という検査について そして、今回は、ミエログラフィーで特定できた狭窄部位への 神経ブロック…

若年者の腰痛:腰部脊柱管狭窄症が増えている!!②

前回の記事ではプリンクという点滴について書きました。 こちらをご覧ください。 kenkoupt.hatenadiary.jp プリンクで改善しない場合、 血管・血流由来のしびれ・疼痛ではないことが分かりました。 神経由来のしびれ・疼痛と分かったら、 部位を特定してして…

若年者の腰痛:腰部脊柱管狭窄症が増えている!!①

腰痛というと、 ぎっくり腰、慢性腰痛症 腰椎椎間板ヘルニア、腰椎分離症、腰椎すべり症 腰部脊柱管狭窄症、梨状筋症候群…などがあります。 今回は腰部脊柱管狭窄症について書いていきます。 高齢者だけでなく、今はスマホ病・PC病の世の中で、 若年者でも増…

大腿骨頸部骨折術後の尿道留置カテーテルは早期に抜去を!!

ウロバック、ウロカテーテル 本日はウロバック、ウロカテーテルの管理について書いていきます。 病院、施設で働かれている方は必ず見たことがあり、扱ったことがあると思います。 クリニックでは、あまり見ないかもしれませんが、目にしたことはあると思いま…

人工骨頭置換術は前側方アプローチが主流

さて、本日は大腿骨頸部骨折後に人工骨頭置換術のアプローチ方法について みていきましょう。 学生だったり、若い理学療法士、 急性期の病院に行ったことがない理学療法士、 が想像できるように書いていきたいと思います。 ただ、私の考えなので、鵜呑みにし…

プライバシーポリシー お問い合わせ