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腰部脊柱管狭窄症の鑑別および理学療法

前々回までは

脊柱管狭窄症の治療と検査について書きました。

触り程度で、わかりやすいように書いたので、

物足りなさもあるかもしれませんが、

臨床ではこの程度知っていれば良いと思います。

 

では、本日は、

腰部脊柱管狭窄症の鑑別

および理学療法についてのエビデンスについて

書いていこうと思います。

 

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脊柱管狭窄症はどんな症状があるのが特徴でしょうか?

鑑別するのはどうすれば良いでしょうか?

 

そうです。

 

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脊柱管狭窄症①

座っていれば痛みを感じません。

腰をかがめると痛みは改善します。

そして、歩行時に開始痛が増強します。

これが主です。

歩行時に下肢痛が増強しなければ、腰部脊柱管狭窄症の可能性は低いと思います。

 

歩行時の下肢痛が増強する症状があり、

腰部脊柱管狭窄症と診断されたら、

リハビリテーションの処方がでるかもしれません。

 

ところで、理学療法は有効なのでしょうか?

有効だとしたら、どういう風にすると有効なのでしょうか?

 

こちらのスライドをご覧ください。 

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脊柱管狭窄症②


 腰部脊柱管狭窄症診療ガイドラインによると、

GradeC:

腰部・臀部痛や下肢痛については、理学療法運動療法の組み合わせは有効である。

コルセットを用いることで、歩行距離の延長と疼痛軽減を得ることが可能である。

としています。

 

しかしながら、

GradeⅠ:

理学療法単独や

マニピュレーション、牽引、低周波はまだエビデンスは不十分であります。

 

だけど、これは外来において、よく行っていることですよね。

ただ臨床経験上は、改善効果がある方はいます。

おそらく、疼痛部位の特定ができているかがポイントかと思います。

特定できていて、物理療法機器を最大限に活かすことができる療法士がいれば、

改善効果は期待できます。

 

物理療法機器を使えきれない療法士が多すぎると思います。

何も知らないのに効果がないという前に、

使いこなせるようになってから、言いましょう。

 

まずは自分でやってみましょう。

結構鎮痛効果があると感じますよ。

 

さて話を戻します。

 

理学療法効果の報告はどんなことがされているのでしょうか。

 

少し見てみましょう。

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脊柱管狭窄症③


 理学療法の効果は持続しない

自己での改善は難しい

免荷で動き、超音波かけると

疼痛緩和できそう

 

まとめると、

脊柱管狭窄症自体は改善できない

生活背景を探り、姿勢、動作、筋力、バランスの視点から予防する必要があります

 

脊柱管狭窄症には姿勢・動作の改善は必須ですよ

 

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一度、脊柱管狭窄症のガイドラインを一読しましょう。


 

コルセットをして、再発予防が大事です。 悩んでいる方は一度、はめてみて下さい。

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