前回、順応するパフォーマンスは内旋・脱力型であるという記事を書きました。
これはイチロー選手のバッティングの動作分析から分かります。
詳細は前回記事をご覧ください。⇩
で、今回は”力のパフォーマンスは外旋・筋力型”をお伝えしていきます。
こちらのバッティング動作をご覧ください。
スライドの写真は、 ボンズ選手です。
⇩Wikipediaの情報です。
バリー・ラマー・ボンズ(Barry Lamar Bonds, 1964年7月24日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州リバーサイド出身の元プロ野球選手(外野手)・コーチ。左投左打。 MLB歴代1位記録となる通算762本塁打、シーズン73本塁打、長打率.863、出塁率.609、OPS1.422、史上唯一の500本塁打500盗塁など、そのキャリアを通じて数々の記録を残し、史上最も偉大な野球選手の一人とされる 。
という偉大な選手のバッティング動作のスライドです。
ボールをとらえる際のフォームは、
イチロー選手とは全く異なります。
なんで、このフォームになるのかというと、
根本の筋量・筋力が強いからです(強すぎる)
強すぎる筋力を持つ選手は、
より遠くへ飛ばすことを念頭に置き、
外旋位でボールをとらえるのです。
飛距離は外旋位でとらえたほうが、出ます。
筋力がないといけないし、
筋へのエネルギー効率は悪いため、
傷害も起こしやすくなります。
これが外旋・筋力型です。
日本選手の方が分かりやすいかもしれません。
清原選手とイチロー選手で考えてみて下さい。
どちらも偉大な選手ですが、
傷害の回数は明らかにイチロー選手の方が少なかったと思います。
清原選手はずっと筋力強化をしていませんでしたか?
筋力はあるのに、まだ筋力はいるの?って感じで私はみていました。
やはり傷害が多く、離脱することが多かったですよね。
筋トレは筋肥大し、強くはなるのですが、
その分、伸張性は低下するので、
筋トレの方法として、目的となる筋を、
しっかりと伸張させてから、収縮させることや、
収縮した後は、リラックスさせることを
大切にすべきでしょう。
生涯にわたり長く使える筋‼
これこそが大切であると思います。
生涯を楽しむためには、
内旋・脱力型の筋の使い方をしていきましょう!
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。
追伸:
清原選手は野球に関しては偉大な選手で、否定をしているわけではございません。
ただ、外旋・筋力型よりも、内旋・脱力型のほうが長期にわたりパフォーマンスはキープできるという例なので、あしからず…。