骨粗鬆症②20歳までに整えよう!
じゃあ、説明してって言われると
答えられないことが多々あると思います
最近だとネット検索すれば、すぐに出てくるから、頭で覚えておこうなんてこと
思わなくなっているような気がします
臨床において、高齢者や中年の方と話していると、
自分の仕事や知識、技術について言語化することが、すごく上手な気がします
若い子は言語化が苦手で、答えられないことが多い気がします…私もですが…
本日は骨粗鬆症②をお伝えしていきます。
リモデリングって言葉を聞いたことがありますか?
実は
骨は新陳代謝を絶えることなく繰り返しているのです
1年間のうちに約30%も新しい骨に生まれ変わるのです
骨を壊す細胞を破骨細胞といい
骨を作る細胞を骨芽細胞といいます
破骨細胞は血球由来で、骨芽細胞は脂肪、筋由来の細胞です
破骨細胞が骨吸収をし、
骨芽細胞が骨形成を行う
この繰り返しで、骨を作っていく…これをリモデリングといいます
そして
骨吸収が骨形成を相対的に上回った場合、
骨粗鬆症へ近づいていきます
で、リモデリングの期間ですが、
年齢や性別など個性がありますが、
期間は1~4年間かかります
骨吸収に2~4週間かかり(短い)
骨形成に2~4ヶ月かかる(長い)
このように急激に吸収され、
緩やかに形成されたあと、長く休む状態になります
ようは壊すのは早くて、作られるのは遅い
骨が作られる体の状態えない場合は、壊れっぱなしってことになります
理学療法士の我々に何ができるかって
前回もお伝えしましたが、
転倒しない身体作り、骨を長軸方向へ荷重させる機会を確保する
一番大事なのは管理栄養士と共同で介入していくこと
もっと大事なのは20歳までに栄養状態、身体機能をいかに高めておくか!!
これにつきます。
ここがなきゃ予防にはなりません。
先のことなんて、何があるかわからない。
だから、若いうちに整えれるものは整えておきましょう
いざ40歳になってから、始めようと思っても、
始められません
もちろん60歳になってから、骨を強くしようと思っても
なかなか思うようにはいきません
だから、20歳代までに、やることはやりましょうよ
それが一番大事♬
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