生涯を楽しむための動き方

理学療法士による臨床・生活・予防・介護・子育てに役立つ身体の動きに関する情報がここにある

クリニックでサルコペニア診断‼

サルコペニア診断基準2019 (日本サルコペニア・フレイル学会) これまでの診断基準は2014年版であった。 5年ごとの見直しのため改訂した。 新たな基準では、骨格筋量の測定ができないかかりつけ医や地域の医療現場での診断を可能にするため、簡便なアルゴリズ…

指輪っかテストをどうとらえる?

指輪っかテストはご存じでしょうか? 大変、簡単で有用なスクリーニングです。 やり方は検索してみましょう。 まず、こちらの文献をご紹介します。 必ず、原著を読んで下さいね。 <文献> Tanaka T et al.: Geriatr Gerontol Int 2018; 18(2): 224-232 http…

サルコペニア

サルコペニア Sarco(筋肉)+Penia(減少)は老年症候群の1つで 「筋量と筋力の進行性かつ全身性の減少に特徴づけられる症候群で、 身体機能障害、QOL低下、死のリスクを伴うもの」と定義されている1)。 EWGSOP(ヨーロッパ)とAWGS(アジア)によるサルコペニ…

他人事ではない‼加齢による変化を感じて‼

これは他人事ではありません 事実です 生理機能、身体組成、認知機能… 大部分の機能が加齢に伴い、低下します 年だから仕方ないと言ってしまえば、それまででです けども若くても、予備能力がない方が急増していると感じます 中年ころには痛みを感じ、やりた…

理学療法士はフレイルをどうする?

フレイル 日本老年医学会、日本サルコペニアフレイル学会( http://jssf.umin.jp/guidance_officer.html)でいう 「加齢に伴う予備能力低下のため、ストレスに対する回復力が 低下した状態」 自立↔フレイル↔要介護→死 自立と要介護状態の間にはフレイルがあ…

理学療法士はロコモをどうする?

ロコモティブシンドローム 2007年に日本整形外科学会でが提唱した概念・言葉である 骨や関節、筋肉など運動器の衰えが原因で、「立つ」「歩く」といった機能(移動機能)が低下している状態である 進行すると介護が必要となるリスクが高まるもの とされてい…

必見‼臨床のTimed up & go testの見方‼

ロコモ・フレイルの評価に Timed up & go test(TUG) があります これは動的バランスを評価すると言われています 前回お伝えした片脚立ちは静的バランスを評価しています 何事も動き方を改善させるためには、 まずは自分の運動機能を知ることが大切になりま…

片脚立ち能力を伸ばすには?

前回、”ロコモ・フレイルをなるべく早く改善させるべき”をお伝えしました。 kenkoupt.hatenadiary.jp さて、この中の運動機能評価で、片脚立ちがでてきます。 片脚立ちって簡単にいいますが、どうやってやります? こんなこと考えたことないですよね。 やっ…

ロコモ・フレイルを改善すべき

新型コロナウイルスの感染拡大により、 高齢者のみならず、若者、子供までも外出自粛がちになっている 買い物やデイサービスなどを控える方 外食、余暇活動などを控える方 外で遊ぶこと、友達と遊ぶことなどを控える方… 明らかに暮らしの中の人々が減ってい…

生涯を楽しむとは

”生涯を楽しむためにの動き方”と題してブログを書いています 生涯とは、「生きている間」のこと。 生きている間…つまり命があるうちはということ 命…これははっきりいってわからない。 長く医療現場で理学療法士として働いていますが、 みればみるほど命はわ…

必見!動きが良くなる8つの運動!!

ここまでご紹介してきました8つの運動を振り返ります。 この8つの運動は習慣化して下さいね!! kenkoupt.hatenadiary.jp kenkoupt.hatenadiary.jp kenkoupt.hatenadiary.jp kenkoupt.hatenadiary.jp kenkoupt.hatenadiary.jp kenkoupt.hatenadiary.jp kenkoup…

習慣化

いつもブログをみていただき、ありがとうございます。 実習の学生さん、若手理学療法士、中堅理学療法士の方々、 日々の学校、臨床とお疲れ様です。 また、育児中の両親、痛みを感じてしまっている方、 予防・改善が必要な方、子供への悩みがある方、 日々の…

在宅勤務7割 在宅で簡単にできる運動⑧

筋肉は最強の武器です 人間に一番多い細胞は筋肉です 骨だけであっても、筋肉がないと動きません そんな筋肉は本来動く向きに動かせる身体の柔らかさがないと動きません 身体が硬ければ、本来の筋肉の動きが発揮できません 一番大事なことは、筋肉が働くべき…

在宅勤務7割 在宅で簡単にできる運動⑦

コロナウイルスが日本中をさらに蔓延してきました こんな世の中だからこそ、自宅でも運動をして 基礎体力をUPさせましょう 人間に一番多い細胞は筋肉です 筋肉がないと動きません 加えて筋肉が本来動く向きに動かせる身体の柔らかさも大事です 身体が硬けれ…

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在宅勤務7割 在宅でできる簡単な運動⑥

コロナウイルスが日本中を蔓延してきました こんな世の中だからこそ、自宅でも運動をして 基礎体力をUPさせましょう 人間に一番多い細胞は筋肉です 筋肉がないと動きません 加えて筋肉が本来動く向きに動かせる身体の柔らかさも大事です 身体が硬ければ、本…

在宅勤務7割 在宅でできる簡単な運動⑤

さて、本日は在宅でできる簡単な運動⑤をお伝えしていきます 在宅でできる簡単な運動⑤: 腹臥位(うつ伏せ)で、お腹に枕などを入れる この姿勢で腰椎前彎(腰の反り)、骨盤の過度な前傾(骨盤が前に傾く)を減らします この腰の反りを減らすことがポイントです …

在宅勤務7割 在宅でできる簡単な運動④

どんどん簡単な運動をご紹介していきます 生活をする上で、必要となる筋肉はジムに行って鍛える必要はありません。 なんせ、ただ”やってないから、やれなくなる”だけですから。 こんな簡単な運動もしていない人が多い現状です やっていない人がジムに行くと…

在宅勤務7割 在宅でできる簡単な運動③

皆様、本日も閲覧いただき、ありがとうございます。 在宅勤務の方も増え、外への活動制限も強いられているため、 身体がなまってしまいがちだと思います。 そこで、スマホ・PC時代を生きにくために簡単な運動をお伝えしております。 前々回、前回の運動を振…

在宅勤務7割 在宅でできる簡単な運動②

前回の記事でお伝えしました椅子に座る基本姿勢を意識づけているでしょうか? 始めは大変だけど、意識して行うことが大切です。 続けて繰り返すと、だんだんと意識が無意識になり、習慣化していきます。 この姿勢の習慣化は、今後年齢を重なるにつれ、活きて…

在宅勤務7割 在宅でできる簡単な運動①

前回、スマホやPCによる首、椅子による背もたれ姿勢による骨盤・腰を改善させましょうとお伝えしました。 決して力がないから、こういう姿勢になるわけではありません。 (ジムに行っても改善されません) この環境ならば誰しもが、なってしまう可能性がありま…

若いうちから頚椎・腰椎症の患者さん増加 これでいいのか?

電車の中を思い出してください 景色を眺めている人はほとんどいません みんなスマホを片手に下を向き、椅子の背もたれにもたれかかるように座っています それも降車する駅までずっと… 家や学校、職場、お店でも必ずついてくるのがスマホ、PC、TV、タブレット…

やれていた時とのギャップを感じよう

おかげ様で、大盛況いただいております。 ここまでブログを読んで下さいまして、ありがとうございました。 まだ閲覧されてない方は、是非記事を読んでいただきたいです。 ここまでの記事を紹介します。 ・病院での医療が必要になる前に、理学療法士としての…

痛みがでやすい身体

クリニックで勤めていて思うことは、 来る人、ほとんどの人が次の4つのどれかに当てはまります 1.運動習慣あり、筋力はある だけど身体が硬くてバランス能力は低い かつ単一な動きばかりしていて、 骨盤・股関節の動きは下手で膝や腰で動作を行っている 2.運…

職場の健康診断に運動機能評価もつけるべき!!

どこで自分の衰えを感じるのが一番良いかの案をお伝えします それは… 職場の健康診断に運動機能評価をつけること!! だと私は強く思います。 それも学生時代からずっとやっている体力テストの内容をそのままがベスト 人を動かすには、いくら他人があぁだ、こ…

自分の衰えを感じなきゃ人は動かない

自分の衰えを感じていますか? どれくらい衰えているか知っていますか? ほとんどの人は高校生の頃が一番高いパフォーマンスを持っていたと思います それ以降、運動・活動の量が激減するのと、 運動・活動の継続も激減してしまうため、 パフォーマンスは低下…

やらないことが増えると、やれないことが増える

前回のブログでは人間の衰えの始まりについて書きました。 衰えは高齢者からでもなく、中年からでもなく、30代からでもなく、 18歳から始まっていると思います!! クリニックやトレーナー活動を通じて、思うことは 18歳(高校卒業)を機に、身体を真剣に動かす…

18歳から衰えが始まっている

阿武は様々な年齢層の方と向き合わせていただいています。 また、病院でいうと急性期・亜急性期・回復期・維持期…その中でも 様々な疾患の方と向き合わせていただいています。 その中で思うことは、人はいつから衰えていくんだろうということです。 そう考え…

診断名がついてからは、遅いと感じるようになった

阿武は病院14年間で様々な患者さんに向き合わせていただきました。 ここに代表的な疾患のごく一部をあげていきます。 ① ・脳血管障害(脳梗塞・脳出血) ・変形性股関節症、変形性膝関節症、変形性足関節症 ・胸郭出口症候群 ・腰部脊柱管狭窄症 ・腰椎すべり…

糖尿病・予備軍のレベルで改善すべき

阿武の透析病院での経験談を少し紹介させて下さい。 後々の阿武の考え方に結びついていくところなので、お付き合い下さい。 透析を必要とする患者さんのほとんどは糖尿病がきっかけで、腎臓機能が低下し、血液の濾過が行えず、尿排出が行えなくなります。 尿…

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